子どもたちとの信頼関係を築くためには、何をしたらいいのでしょうか?
今回はこんな疑問にお答えします!
・子どもたちと信頼関係を築きたい人
・学級経営を向上させたい人
学級担任や教科担任ともなれば、子どもたちとの信頼関係を築くことが必要になります。
信頼関係を築くことができると、学級経営において様々なメリットがあります。
- 担任の考えを子どもたちが理解しやすくなる
- 子どもたちの担任理解が進み、安心して学校生活を送れるようになる
- 子どもたちへの注意や叱責が好意的に受け止められやすくなる
このような良い点がありますので、教員として子どもたちと関わる上では信頼関係はとても重要なものです。
それでは子どもたちと信頼関係を築くには、どうしたらいいのでしょうか。
先に結論を述べておきます。
・子どもの話をきちんと聞く
・子どもを一人の人間として尊重する
・教員がルールを守る
・わかりやすい授業を行う
「子どもたちと信頼関係を築きたい」「学級経営を向上させたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
子どもたちの話を聞く
「先生は自分の話を聞いてくれる」と子どもに感じさせることが、信頼関係を築く第一歩です。
特に子どもたちから話しかけてきたときには、いくら忙しくてもいったん手を止めて向き合いたいものです。
子どもたちは基本的に話を聞いてほしいと思っています。
片手間ではなく、きちんと向き合って話を聞いてくれる教員は、子どもたちと信頼関係を築きやすくなるでしょう。
「あなた」を尊重していることを示す
子どもに限った話ではありませんが、「その他大勢」ではなく「あなた」として扱われる方が、人間は嬉しさや親しみを感じるものです。
例えば子どもの好みを知っていたり、趣味について語り合えたり、休んだときに電話や手紙をしたり…そういった対応は子どもにとって(あるいは私たちにとっても)嬉しいものです。
嬉しさを感じると、人はその人や集団に対して親近感を感じやすくなります。
そして親近感は信頼関係を築くために大切な働きをするものです。
教員自身がルールを守る
「言っていることとやっていることが違う」人は、信頼を得ることが難しいものです。
例えば子どもたちには「時間を守ろう」と呼びかけているのに授業に遅れる、あるいは授業が時間通りに終わらない。
または「相手が嫌がることはしないように」と言っているのに平気であだ名をつける。
この手のことを、とかく教員はやってしまいがちです。
子どもたちにルールを守らせるのであれば、教員自身が守っているのかどうかを絶えず振り返りたいものです。
信頼関係を築くために、子どもたちから信頼される振る舞いをしましょう。
わかりやすい授業をする
子どもたちが学校で過ごす最も長い時間、それは授業です。
学校にいる時間はおよそ8時間、そのうち5時間は授業時間です。
だからこそ我々教員は授業がわかりやすくなるよう、工夫し続ける必要があります。
「何を言っているかわからない」人に対して、私たちは信頼できるでしょうか。
おそらくかなり難しいのではないかと思います。
それよりも「言っていることがわかりやすい」人の方が、ずっと信頼を得やすいでしょう。
それが子どもたちにとって重要な意味をもつ授業であればなおさらです。
ぜひともわかりやすい授業をして、子どもたちとの信頼関係を築きましょう。
結論:子どもを人間として尊重し、教員自身が職責を全うする
それでは今回の結論です!
・子どもの話をきちんと聞く
・子どもを一人の人間として尊重する
・教員がルールを守る
・わかりやすい授業を行う
子どもたちと信頼関係を築くことは、初任であろうとベテランであろうと大切なことです。
子どもたちに見せている姿を思い返し、信頼される教員であり続けたいものですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、良い教員ライフを!
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