3学期の終わりが見えてくるこの時期。
通知表の作成や教室の片付けに追われながら、ふと「このクラスも、もうすぐ解散か……」と寂しさを感じる先生も多いのではないでしょうか。
「最後は笑顔で終わらせたい。でも、準備に時間はかけられない!」
はんめんそんな多忙な先生のために、今回は準備ほぼゼロで、子どもたちの満足度が120%になる「学級じまい」のアクティビティを厳選してご紹介します。
「終わり良ければすべて良し」という言葉は、学級経営のためにあるようなものです。
最後に「このクラスで最高だった!」というポジティブな記憶で上書きできれば、子どもたちは次の学年へ自信を持って進めます。
それでは、多忙な2月・3月でもすぐに実践できるネタを見ていきましょう。
担任vs子どもたち「クラス歴史クイズ」
1年間の出来事を振り返る、爆笑必至のアクティビティです。
- 準備: なし(黒板とチョークだけ)。
- やり方: 1. 「4月の遠足で、先生が最初にお弁当を食べ終わったのは誰でしょう?」 2. 「運動会で、一番練習したダンスの曲名は?」 このように、担任から子どもたちへ、あるいは子どもたちから担任へ、1年間のエピソードをクイズにして出題します。
- ポイント: 「あんなことあったね」という共有体験を思い出すことで、クラスの絆を再確認できます。



子どもたちにも問題を出してもらうと、とってもいい雰囲気になりますよ!
成長の可視化「タイムカプセル・メッセージ」
今の自分から、未来(1年後や成人式)の自分へ手紙を書きます。
- 準備: 便箋(またはプリント)。
- やり方: 「今のクラスの好きなところ」「今の自分が頑張っていること」を書き留めます。
- ポイント: 「今の自分を肯定している状態」で筆を動かさせることが、自己肯定感を高めるポイントです。
保管は手間がかかりますが、節目に渡せるといいですね。
卒業生にはオススメです!
全員が主役!「最後の一言」下校
最後の日、教室を出る瞬間の儀式です。
- やり方: 担任はドアの横に立ちます。子どもたちは一人ずつ、クラスのみんなに向かって「1年間ありがとう!」と言ってから、先生とグータッチやハイタッチをして教室を出ます。
- ポイント: 全員に「発言の場」と「担任との接触」を作ることで、一人も取り残さずに学級を閉じることができます。
接触が苦手な子もいます。



特に高学年は注意が必要です!
「価値付け」のメッセージ(担任からの語り)



アクティビティの最後には、担任からの「言葉のプレゼント」が必要です。
- 語りの例: 「4月、みんなはバラバラの点でした。でも、行事を乗り越え、毎日一緒に過ごす中で、その点は線になり、今は一つの強い『円(和)』になりました。明日からこのクラスはなくなるけれど、君たちがここで成長した事実は、一生消えません。」
- ポイント: 上手いことを言おうとせず、先生が1年間で「あ、この子たち成長したな」と感じた瞬間を、ありのままに伝えてください。
💡 最後に:先生の心も「学級じまい」を
最高のフィナーレを演出した後は、先生自身の心も次へ切り替える必要があります。
「もっとこうすれば良かった」という後悔は、次のクラスへのエネルギーに変えましょう。
笑顔で子どもたちを送り出したら、空になった教室で一度深呼吸を。
そして、4月の自分を助けるための[新年度準備TODOリスト]を、少しずつ眺めてみませんか?
















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