効率的に仕事をするには、どうしたらいいんでしょうか?
今回はこんな疑問にお答えします。
・毎日忙しい日々を送っている人
・効率的に仕事をこなしたいと思っている人
忙しい現代社会において、効率的に仕事をこなすことはとても重要です。
ただでさえ教員は仕事がたくさんあり、長時間労働をしがちです。
僕自身、過去には月200時間の時間外勤務をしていました。
効率的な仕事術を身につけることで、時間の浪費を減らすことができます。
どんなことに気をつけていけばいいのでしょうか。
先に結論を述べておきます。
・仕事の優先順位をつける
・集中できる環境で仕事をこなす
・最高のパフォーマンスが出せるように健康に過ごす
効率的に仕事をこなしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
1. 優先順位の設定
仕事を効率的に進めるためには、優先順位を設定することが大切です。
タスクを優先度の高いものから順に取り組むことで、重要な仕事に集中し、成果を上げることができます。
Eisenhower行列(アイゼンハワーマトリクス)などの手法を使用して、タスクを「緊急かつ重要」「重要だが緊急でない」「緊急だが重要でない」「緊急でも重要でもない」の4つに分類し、優先順位を明確にしましょう。
僕自身、このようにタスクを分類しています。
「何から取り組もうか」と考えて判断することを少なくし、効率的にタスクをこなすことができています。
毎日のタスクは膨大な量がありますので、このマトリクスを使って優先順位をつけていきましょう!
2. 時間管理のテクニック
教員をしていると麻痺しがちなのが、時間管理の意識です。
当たり前ですが、1日は24時間しかありません。
長く仕事をすればするほど、自分の使える時間は少なくなってしまいます。
すると、相対的に人生の幸福度が下がってしまうのではないかと僕は思います。
私生活も充実させたいですよね!
時間は有限ですので、効率的な時間管理が重要です。
以下はいくつかの時間管理のテクニックです。
ポモドーロテクニック
25分の作業と5分の休憩を繰り返す方法です。集中力を保ちつつ、疲れを軽減する効果があります。
時間対効率を意識するためにも、区切られた時間内で仕事を行うことはとても大切です!
タイムブロッキング
似たタスクをまとめて一度に行う「タイムブロッキング」を行うことで、タスク切り替えにかかる時間を削減し、集中力を高められます。
例えば、僕は印刷室で行うことを書きためておき、一度に行うなどしています。
一度席を立ったらいくつかのタスクをこなし、それから席にもどることもよくします。
このようにいくつかのタスクをまとめて行うことで、切り替えにかかる時間を減らすことができるのです。
印刷機と職員室の机を往復している教員、みなさんの近くにもいませんか?
ちょっとの時間の無駄が、大きな差へとなっていきます。
3. 集中できる時間・場所の確保
仕事を効率的に進めるためには、集中力を保つことが重要です。
以下は集中力を高めるための方法です。
シングルタスクを心がける
複数のタスクに同時に取り組むのではなく、一つのタスクに集中して取り組む「シングルタスク」を心掛けましょう。
忙しいとついついあれもこれもとやってしまいがちです。
しかしマルチタスクをしてしまうと、処理能力は極端に落ちてしまいます。
思い当たります!
忙しいときだからこそ、一つ一つの仕事を集中して終わらせていきましょう!
集中できる環境をつくる
能力を最大限に発揮するには、集中できる環境をつくることも大切です。
でも職員室はそんな環境じゃないんですよね…
電話がかかってきたり、来客の対応をしたり、管理職から呼ばれたり、同僚に話しかけられたり…
なかなか集中できる環境ではありません。
そんなときは他の教室に行って仕事をすることもオススメです。
職員室でしかできないことは職員室で行えばいいのです。
先ほどの「タイムブロッキング」の考え方ですね!
ついついスマホを触ってしまう人は、電子メールやSNSの通知を一時的にオフにするのも効果的です。
4. デスクや作業環境の整備
効率的な仕事を進めるためには、整理整頓された作業環境が重要です。
以下は整理整頓を促進する方法です。
クリーンデスク
不要な物を取り除き、作業スペースをスッキリと保つことで、集中力と創造力が向上します。
苦手なんですよねえ…
わかります。しかしやってみてください。作業効率が上がりますよ。
必要なツールの配置
よく使うツールや資料は手の届く場所に配置し、取り出しやすくしておくことで、作業の効率が向上します。
あるべき場所を決めておいて、きちんとそこへ戻すという感覚です。
探し物をする時間は、無駄以外の何物でもありませんからね…
5. 心身の健康を保つ
効率的な仕事を進めるためには、体や心の健康を保つことも大切です。
このことが僕の周囲ではなかなか理解されず、馬車馬のごとく進んで働く教員がたくさんいます。
野球のピッチャーが毎日全力投球したらパフォーマンスが落ちるでしょ?って話なのですがね。
十分な睡眠
良質な睡眠を確保することで、集中力や判断力が向上し、効率的な仕事ができます。
睡眠、大切ですよ!
リラックスと休息
定期的に休息を取り、ストレスを解消する時間を確保することで、生産性を維持します。
とはいえ、教員は休憩時間をとることも難しいです。
しかしだからこそ、意識してとる必要があります。
仕事を効率化し、休憩時間は休みましょう!
結論:優先順位をつけ、集中できる環境で仕事をこなしていく
今回の結論です!
・仕事の優先順位をつける
・集中できる環境で仕事をこなす
・最高のパフォーマンスが出せるように健康に過ごす
時間の意識が薄い教員と仕事をしていると、どんどん帰宅時間が遅くなっていきます。
自分の心身の健康を保つため、また、人生を楽しむためにも。
仕事の効率化をはかっていきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、良い教員ライフを!
コメント