4月:151時間
5月:123時間
6月:124時間
7月:109時間
8月:21時間
9月:123時間
10月:110時間
…以上が、今年度の僕の残業時間(超過勤務)です。え?過労死ラインは80時間だって?聞こえないですね。
一般の企業にお勤めの方々は、残業時間どうなってるんでしょう。こんなに働いているのかなあ。
なんでこんなに働いているの?って声も多そうです。
1ヵ月の超過勤務のうち、大きな割合を占めるのは部活動です。やはりというべきでしょうか。平日に1時間、休日に3時間。一ヵ月でだいたい30時間ほどになります。
ついで多いのは、学年の仕事です。現在の勤務校では、学年会という名の会議が週1回、2時間弱行われます。これで8時間。
その他生徒対応・保護者対応・学級事務・授業準備・成績処理などで、1日あたり3時間ほどは残業しています。僕の場合は7時に出勤して20時に退勤することが多いですので、1日13時間勤務。平日は5時間ほど残業している計算です。そうすると、1ヵ月ではやっぱり80時間を超えてしまいます。しかも、残業代は出ません。このあたりが、教師=ブラックと考えられる原因でしょうね。お金が全てではないのですが、やはり働いた分の給料はあってよいと思います。
恐ろしいのは、僕は勤務校の中で残業が少ない方だということです。7時に出勤、24時退勤の17時間勤務、1ヵ月で200時間を超える猛者もごろごろいます。
愚かだと思うのですが、いつも職員室にいる=熱意のある先生となるのですよね。長いこと仕事をしているのだから、偉い先生、いい先生!という意識が、教師集団の中に存在します。実に日本人的だと思います。ここの意識を変えていかなくては、働き方改革も効果をあげないままに終わってしまうのではないでしょうか。
僕の残業時間も、これでも少なくなったほうです。以前はもっともっと、仕事をしていました。主任の先生が残っていたら、わけもなく残っていました。忖度していたんです。帰りにくかったんです。でも、それはやめました。職場の仲間になんと思われても、自分の時間を過ごすこと、家族との時間を過ごすことの方が大切です。自分の人生なのですから。
部活の時間も休日の練習は少なくし、学級通信も毎日出さなくして、自分なりには削ったつもりです。でも、まだまだ過労死ラインを超えているこの現状。教師の数が圧倒的に足りないのと、仕事の量が暴力的なほどに多いことが原因だと思っています。加えて、上述の教師集団の中の、時間への意識の低さ。教師の数を増やし、ビルドアンドビルドアンドビルドになっている仕事量を減らし、何でも教師に任せるのを止め、教師自身が時間に厳しくならなくては、改善は難しいでしょう。
超過勤務について考えられている教師のみなさん、ぜひともご意見ください。待ってます。
コメント