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システム手帳で教師自身の「深い学び」を構築しよう ~教師のための思考ツール~

はんめん
はんめん

手帳って使っていますか?

毎年買うんだけど、途中で断念しています…

はんめん
はんめん

僕もそうでした。でも手帳をスケジュール管理のみならず、思考ツールとして使い始めたとき、手帳に「深い学び」の可能性を感じています。

目次

手帳を使って、教師自身が「深い学び」を感じよう

これまでに手帳を買っては挫折してきました。

買った日は予定を書くんですけどねえ。すぐに飽きてしまうんですよ。

きれいに書こうとしたり、完ぺきに書こうとしたりすると嫌になってしまいますからね。

結局スマホのアプリで管理したらええやん!となってしまって、いつも長続きはしませんでした。

でも!

すべての思考をまとめるツールとして、手帳を育てていこうと考えた時、一冊の手帳が自分のもう一つの脳であるかのように感じられました。この一冊に自分の考えたことの全てを書き留め、つなげ、読み返し、深化させていくのです。もちろんスケジュールも。

まさに「主体的・対話的で深い学び」ですよね。

自分からやってるし。自分自身と対話しているし。

手帳の中身

本邦初公開です。

こちらが僕の使っている手帳です。

レイメイ藤井のダヴィンチシリーズです。これはスタンダードタイプ。サイズはバイブルにしてみました。

革の質感がとても好きで、手にするたびに吸い付くようなさわり心地…これも手帳を長く使える要因かもしれません。

お金に余裕があれば、オーダーメイドなんかも良いかもしれません。いいものを長く使うことが、結局は生活の質や満足度を上げてくれるんじゃないかなって思います。

次に、中身です。僕はあまり予定を書き込むことがありませんので、マンスリーのスケジュールリフィルを入れています。これは5月。コロナでどうなることやら…先が見えませんな。

次は思考メモ。自分が思いついたことをかたっぱしから書き込み、自分自身にメタ認知させます。その過程で思考が整理・統合・深化されていき、深い学びを実感することができます。

これは株をどうするかを考えているところですね。うむむ…悩ましい…。

僕がシステム手帳にした理由は、後から書いたものを分類しなおすことができるからです。一枚のリフィルにつき一つの内容を書くことさえまもっていれば、後から関連する内容のリフィルをまとめ、思考を整理することができます。これはとじ込み型の手帳にはないメリットですよね。

さらに、心に残った名言をまとめたメモ、TODOリスト…と続いていきます。

お役立ちアイテム集

ここからは、手帳にとじこんで使っているお役立ちアイテム集!

これができるのも、システム手帳ならではです!

まずはインデックス!

様々な内容を詰め込むシステム手帳において、ほしい情報にアクセスしやすくするために必須です。僕は上下にインデックスが出るものを使って、筆記用具に干渉しないようにしています。

お次は小物入れ!

僕は年間パスポートとか入れています。小銭とか領収書とか、さっと入れられるのが良いですよね。

続いてカードホルダー!

この中には財布に入っているんだけれども、普段あまり使わないカードを入れています。そうすることによって財布が軽量化しました。役割分担ですよね。このへんは好みの感じがします。

とじこんでいないけれども、超お役立ちなのが…測量野帳!!

これはすばらしい。システム手帳に一緒に挟み込むことで、測量野帳のみを持ち運ぶことができます。システム手帳ごと持ち運ぶのはちょっと…というときにも問題なし。システム手帳がパソコンなら、測量野帳は外付けHDDってところでしょうか。あらゆることを書きなぐりつつ、ふとしたアイデアもバンバン書き込むことができます。ブログの構成はもっぱら測量野帳で考えています。

購入を予定しているものとしては…穴あけパンチ。

絶対便利なんだろうなーとも思いつつ、まだ穴あけパンチがあればよかった、という場面に遭遇したことがないのが購入に踏み切れない原因でしょうか。機会があれば購入します。便利だとは思います。

そして、ブックダーツ。

知る人ぞ知る便利アイテム。薄くてしなやか、そして使いまわすことができ、かつおしゃれ。興味があります。

「深い学び」につながる手帳の使い方

僕はこのシステム手帳で、

・スケジュール管理

・タスク管理(TODOの管理)

・思考の深化

を行っています。これらを一冊にまとめることができ、しかもその情報を後から整理することができるのが、システム手帳の最大の魅力ではないかと思っています。

書くことによってメタ認知をすることができます。簡単に言えば、書く→自分で読む→「自分ってこう考えていたんだな」と認知することができる→思考が深まる、といった流れが起きます。これがメタ認知です。一段高いところからの認知ですね。

システム手帳を使う前は、裏紙やそのへんのメモ帳にアイデアを書きなぐっていました。それこそ授業の構想から教材研究、生徒指導の見通しに至るまで、情報は散らばっていました。ですから机の上はメモ用紙でごちゃごちゃ、あのメモ用紙はどこにいった~?と探すこともしょっちゅうでした。探すことって時間を無駄にしていますよね。

システム手帳にすべての情報を(個人情報はさすがにまずいですが)入れておくことで、メモを探す手間も省けます。まさにもう一つの脳を持ち歩いているような感じです。常に考え、メモし、整理し、統合し、新たなアイデアを生み出し…という思考の深まりが起きていきます。まさしく「深い学び」そのものですね。活発に自分と対話していることになります。

まとめ

まとめ

・システム手帳はいいぞ!

・「深い学び」を実感してみよう!

・どんどん書き込めるのはスマホにはない魅力

いかがでしたか?この機会にぜひ、手帳を教師の仕事に活用してみてはいかがでしょう。きっと人間としての幅も、広がりますよ!

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して11年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

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