生徒指導で、問題に対処しよう ~消極的生徒指導と積極的生徒指導~

生徒指導
うさ美
うさ美

また生徒指導で残業です…もう疲れた…

はんめん
はんめん

不思議と、生徒指導って続くというか重なるというか…集中するんですよね。

うさ美
うさ美

そうなんですよ。そのたびに対応して、もうへとへとです。

はんめん
はんめん

保護者への連絡だったり、管理職との相談だったり。一度発生した問題に対処するのは、大変ですね。

うさ美
うさ美

生徒指導を少なくすることはできるんでしょうか?

はんめん
はんめん

できますよ。生徒指導を行うとよいと思います。

うさ美
うさ美

え?生徒指導を少なくするために、生徒指導をするんですか?それって本末転倒のような気が…

はんめん
はんめん

ここでいう生徒指導とは、積極的生徒指導のことです。普段から積極的に生徒とかかわり、問題を未然に防ごうとする生徒指導のことです。今回は、この積極的生徒指導についてお伝えします。

消極的生徒指導とは?

積極的生徒指導について触れる前に、その対極である消極的生徒指導について述べておきます。

問題が発生したあとの保護者や生徒への対応のことを、ここでは消極的生徒指導と呼ぶことにします。

消極的生徒指導の例

いじめが発覚する

学年主任および管理職に報告・相談

やられた子に話を聞く

やった子に話を聞く

周囲の子に話を聞く

関係した子を呼び、話し合い&指導

それぞれの保護者に連絡

学年主任および管理職に報告

といった流れになるでしょう。この消極的生徒指導は、基本的には対症療法です。たとえて言えば、病気になったから、医者に薬を処方してもらい、健康な状態に戻す、というものです。

消極的、と表現されるのでネガティブはイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、この手の生徒指導はめちゃくちゃ大事です。問題が発生したとき、適切に対処できる教員は子どもたちから一目置かれる存在です。保護者からも…きっとそうです。

この流れで問題に対処できる教員は、管理職や子どもたち、そして保護者の信頼を得やすくなるでしょう。そういった意味で、生徒指導の基本は消極的生徒指導である、とも言えるのではないでしょうか。

積極的生徒指導とは?

消極的生徒指導が”受け”の生徒指導ならば、積極的生徒指導は”攻め”の生徒指導です。消極的生徒指導は問題に対応するための対症療法でしたが、積極的生徒指導は問題の発生と未然に防ぐことを目的としています。

先ほどはいじめの発覚を例にしましたが、発覚したいじめに対処するのではなく、そもそもいじめが発生しないよう、子どもたちに働きかけることを積極的生徒指導と呼びます。

積極的生徒指導の例

いじめが発生しないよう、

・子どもたち同士の関係を改善する

・いじめを許さない雰囲気を醸成する

・教員と子どもたちとの関係を良好に保つ

・保護者と連絡を取りやすい関係を作る

・複数の教員で子どもたちを見守る体制を作る

・教員同士の情報共有の仕組みを作る

といったことがあげられるでしょう。

あまり特別なことをする必要はなく、ただ学級を、学年を、よりよい集団へとレベルアップさせるように意識して働きかけること。それこそが積極的生徒指導です。

集団としてよりよくレベルアップしていけば、子どもたち自身の規範意識が高まったり、自浄作用が働いたりして、消極的生徒指導を行わなくてはならない問題そのものが、少なくなっていくはずです。

積極的生徒指導と学級経営は、とても関係が深いものだと思います。良い学級経営を行うことが、積極的生徒指導そのものだといっても良いのかもしれません。

どっちが大切?

ここまで読んでいただけたのなら、消極的生徒指導と積極的生徒指導のどちらも大切であるということが、わかっていただけたのではないでしょうか。

消極的生徒指導と積極的生徒指導は、たとえるのであれば車の両輪です。

どちらかだけでは車は前に進みません。どちらの技術も、職場の先輩から盗んだり教えてもらったりして、身につけたいものです。消極的生徒指導と積極的生徒指導を行うことができるようになれば、ベテランの域に達するのではないか…と勝手に思っています。

まとめ

はんめん
はんめん

平時の積極的生徒指導、非常時の消極的生徒指導。

まとめ

・問題に対処する消極的生徒指導

・問題を防ぐ積極的生徒指導

・どちらも大切。身につけよう!

いかがでしたか?生徒指導と聞くと、強面の教員が威圧的に行うようなイメージがありますが、もうそんな指導が通用する時代ではありません。子どもたちの気持ちに寄り添いながらも、伝えるべきことはきっちりと伝えていく。そんな関係作りを目指しましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました