最近太ってきてしまいました…給食が原因じゃないかと感じていますが、どうなのでしょう?
今回はこんな疑問にお答えします。
・給食が太る原因じゃないかと思っている人
・健康に興味のある人
・体重を減らしたい人
毎日の給食。
安くて、栄養バランスも考えられた食事が摂れることは、教職のメリットであるといえるでしょう。
地域差はありますが、僕の勤務する自治体の給食はおいしいです。
良いことづくめのように思えますが、「給食はカロリーが高いから太る」という話を聞いたことがありませんか?
確かに、育ち盛りの子どもたちに合わせて考えられているメニューです。
実際のところはどうなのでしょうか?
先に結論を書いておきます。
・小学校高学年から中学校にかけて、給食のカロリーは大幅に増えていく
・女性の方が一日の必要カロリーが低い
・小学校高学年を担当していたり、中学校勤務の女性教員は要注意
「健康に興味がある」「体重を減らしたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
給食はおおよそ600~850キロカロリー
給食のカロリーや栄養については、文部科学省から基準が示されています。
これを見ると、600~850キロカロリーを目安にして給食が作られていることがわかります。
もちろん毎回の献立によっても差はありますが、平均するとこの基準に近づくように作られています。
安さ、おいしさ、栄養バランスに気を配って給食を作っている方には感謝しかありません!
しかし、今回は「給食を食べると太るのか」ということを検証していますので、もう少し詳しく見ていきましょう。
成人の1日の摂取カロリーは2000~2500キロカロリーほど
中学生では850キロカロリーにもなりますので、中学校に勤務している教員は、それと同じだけのカロリーを摂取していることになります。
この850という数字が多いのか少ないのか、これだけではわかりませんね。
1日に摂取していいカロリーとは、どのくらいなのでしょうか。
このようなデータがあります。
左が男性、右が女性です。
平均すると男性は1日で2650キロカロリー、女性は2000キロカロリーが一日の摂取カロリーの目安です。
1日に3食食べるとして、単純に3で割ると男性は1食883キロカロリー、女性は1食666キロカロリーです。
先ほど見たように、給食は小学校低学年で560キロカロリー、中学年で660キロカロリー、高学年で760キロカロリー、中学校は850キロカロリーです。
とても単純に考えると、この表のようになります。
男性は中学生と同様の量を食べても太りませんが、女性は小学校高学年~中学生と同様の量を食べると太ります。
ですから太らないためには給食の量を減らすか、朝食や夕食を制限するか、間食を控えるか、運動するか、などの対策が必要になります。
もっとも、運動量や身長・体重などにより摂取カロリーは異なりますので、個人差はあります。
あくまでも目安としてお考えください。
結論:小学校高学年~中学校担当の女性教員は気を付けないと太りやすい
今回の結論です。
・小学校高学年から中学校にかけて、給食のカロリーは大幅に増えていく
・女性の方が一日の必要カロリーが低い
・小学校高学年を担当していたり、中学校勤務の女性教員は要注意
毎日の給食は、とてもありがたいものです。
不摂生な生活を送りやすい教員にとって、一食とはいえバランスのよい食事をとることができる機会です。
不足しがちなタンパク質もビタミンも補ってくれます。
しかし、特に女性教員は考えなしに食べていると、一日の摂取カロリーをオーバーしてしまうこともあります。
自分の必要量を計算して、体重の管理に努めたいものですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、良い教員ライフを!
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