
よく思うんですけど、職員室でのコミュニケーションってとっても難しいですよね。なかなかうまくいきません…。

そうですよね。子どもたちとコミュニケーションをとることが教員の仕事なのですが、それに集中するには、職員室での人間関係を良好にしておく必要があります。

そうなんですよね、ちょっとしたことの相談から、子どもたちへの対応まで、協力しないと仕事が進みませんからね。でも…どうしたらうまくいくんでしょう?

それでは今回は「職員室でのサバイバル術」と銘打って解説していきます。明日からすぐに使えますよ!
【心構え】全ての職員から好かれようとしない

「他人から嫌われたくない」と思うことは当然の感情なのですが、この気持ちが大きくなりすぎると「すべての人から好かれよう」とするようになります。具体例を出しましょう。

うさ美先生、エヴァンゲリオン観た?最高だったよね!

(ホントはあんまり好きじゃないけど)ええ、最高でしたね!

(ふむふむ、うさ美先生はエヴァ好きなのね)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・別の日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うさ美先生、エヴァンゲリオン観た?全然良くなかったよね?

ええ!意味わかんなかったっすねー!

(えっ?昨日と言っていること違うぞ…?うさ美先生は信用できないかも?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…とまあ、このようにその場に合わせて会話をしていると、必ず無理が生じてきます。それぞれの教員と適切に協力できる関係を築くことはとても大切なのですが、全ての教員に好かれようとすると、地獄を見ることになるでしょう。

でもでも、それが処世術っていうか、職員室で生き残っていくためには必要なことなんじゃないですか?

職員室はあくまでも仕事の場ですので、まずは自分の仕事をきちんと行うことが大切ですよ。助けてもらうことも必要ですが、自分のことを自分で行えることはそれだけで大きな価値があります。
まずは自分の仕事をきちんと行う

さて、それではどうしたらいいのでしょう。ひとつの答えは「自分の仕事をきちんと行うこと」です。
このブログでは何度も紹介していますが、教員の仕事量はとても多いです。ですから基本的には皆、自分のことだけで手いっぱいです。クラスのこと、学年のこと、行事のこと、分掌のこと…それらに加えて他人のことまでカバーするだけの余裕がありません。

ですから、自分の仕事をきちんと行うことはそれだけで十二分に価値があるのです。今与えられている仕事を、期日を守って確実にこなす。それができれば、他の教員からのカバーも必要なくなります。
ただこれだけのことで、職員室での評価はぐっと良くなります。「自分の仕事がきちんとできる人」は、職員室内での人間関係を良好にしやすくなります。
逆に「自分の仕事をきちんとしない、できない人」は、職員室内での評価はとても厳しくなります。こうなると人間関係を良好に保つことはかなり難しくなります。
教員の仕事量が膨大であるからこそ、仕事に追われる日々になりがちです。はじめのうちは一つずつ確認して仕事を進め、多少時間がかかっても期限内に仕事を終えられるように心がけましょう。
その上で他の人の仕事を手伝う

さて、では自分の仕事だけに集中して取り組んでいれば、職員室で生き抜いていけるのか?と言えば、当然ながらそうではありません。
「自分の仕事はきちんとする、その上で他人の仕事を手伝う」ことが重要です。
先ほども述べましたが、教員の仕事量は膨大です。自分自身の仕事をこなすだけで皆さん精一杯です。だからこそ、その仕事を手伝うことは大きな意味を持つことになります。
・手伝えることはありませんか?
・~しておきましょうか?
・何かできることはありませんか?
ほんのちょっとのことで、他教員からの信頼を得ていくことができます。しかしそのためにはまず、自分の仕事を終わらせなくてはなりません。このあたりの配分はとても難しいところです。やってみながら覚えてく他ありません。自分の仕事をやるのも大事、手伝うのも大事、ということです。どちらだけができればよいというものではありません。
【心遣い】やってもらったことに対してお礼をする

意外と多くの教員ができていないのが、「やってもらったことにお礼をする」ことです。先生なんだからできるでしょ、と思われるかもしれませんが、できていない方はたくさんいます。やってもらって当然と思っているというよりは、お礼のしかたを知らない、と言った方が適当でしょう。
言うまでもなく、お礼をする人としない人とでは、職員室での評価にも差が生まれます。教員の仕事量は暴力的ですらあるので、他教員の時間はとても貴重です。他教員の時間を大切に感じているかどうかが、お礼をするかしないか、ひいては自分自身の評価にもつながっていくのかもしれません。
さて、では具体的に僕が行っているお礼を挙げてみます。下に行くほど丁寧なお礼だと考えています。
・お礼を書いた付箋を机に貼っておく
・「ありがとうございました」と直接言う
・机の中に常備しているお菓子を渡しながらお礼を言う
・箱入りのお菓子を買ってきて渡しながらお礼を言う
極論すればお礼をするかなんて個人の自由ですので、相手に必要ないと思われればそれまでです。しかしその姿にはこちらの心遣いがにじみ出るものですし、その姿は周りの教員も感じ取ることができるものです。職員室での生きやすさは、周りの教員からの評価によって変わってきます。
まとめ

まずは自分の仕事、次に他人の仕事。協力に対してはお礼をしましょう。
・自分の仕事が最優先
・他教員の仕事の手伝いをしよう
・やってもらったことに対してはお礼をしよう
いかがでしたか?子どもたちと向かい合うのが僕たちの仕事なのですが、そのためにはまず職員室で大人同士の協力関係を築く必要があります。職員室での立ち位置が不安定なままでは、安心して子どもたちや保護者に対応できませんからね。自分の仕事をきちんとこなし、職員室で生き残りましょう。
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