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【5月の危機】学級崩壊の立て直し術!指示が通らないクラスを再生する3つの原則

「4月のうちは笑って流せていた『指示無視』や『教室のザワつき』……」

「連休が明け、運動会の練習が始まると、それが一気に『授業崩壊』へと加速した気がする」

うさ美

ああ、思い当たりますね…

はんめん

そんな焦りを感じている先生へ。

まず、お伝えしたいことがあります。

5月の崩壊は、決してあなたの「能力不足」ではありません。

新学期の緊張が解け、子供たちの本性が現れ、さらに「運動会」などの行事が始まり、子供たちに負荷がかかるこの時期、クラスが揺らぐのは「成長痛」のようなものです。

しかし、それを放置していい理由にはなりません。

今日から教室を完全リセットし、6月以降を穏やかに過ごすための「緊急対応策」を一緒に整理していきましょう。


目次

なぜ、5月に「崩壊」が表面化するのか?

まず、敵を知ることから始めましょう。

この時期にクラスが荒れるのには、明確な理由があります。

  • 教師側の「指導の慣れ」
    • 「まあ、これくらいならいいか」という小さな妥協が、子供たちには「今はルールを破っても大丈夫な時だ」と読み取られています。
  • 行事という「負荷」
    • 運動会や音楽会、遠足や宿泊行事といった様々な負荷が増え、子供たちの感情のコントロールが難しくなっている状態です。
  • 集団の固定化
    • グループの力関係や「教室の中のヒエラルキー」が固まり、特定の誰かが声を上げると全体が同調する空気が出来上がっています。
はんめん

このように、ただでさえこの時期は”荒れやすい”ものなのです。

だからこそ、ここで次の一手を打てるかどうかが、今後の行く末を大きく左右します。

緊急リセット!立て直しのための「3つの絶対原則」

とはいえ、取り立てて難しいことをする必要はありません。

はんめん

必要なのは「基準の再構築」です。

原則1:0/100の徹底

「8割できればOK」という基準を一度捨てます。

「全員が椅子に座り、先生に注目するまで授業は始めない」

「全員が静かになるまで指示は出さない」。

この0/100の徹底こそが、教室の空気を作り直す唯一の方法です。

「守っている子が損をしない」という公平な環境を、行動で示し続けてください。

はんめん

この時、できてない子を叱るよりも、できている子を認めていきましょう!

空気は必ず変わります。

原則2:感情的な叱責を「ルール確認」にすり替える

荒れている時に怒鳴っても、子供の心には届きません。

怒鳴るのではなく、静かに、しかし徹底的に「約束」を確認します。

「先生は怒っているのではない。教室のルールが守られていないことを、みんなで確認しているだけだ」

と告げてください。

感情を切り離し、「事務的かつ毅然と」振る舞うことが、子供を冷静にさせます。

はんめん

声を荒らげる必要はありません。

「4月に決めたルール、○○だったよね?」と何度も確認するだけで充分です。

原則3:教室の物理的環境を「強制整頓」する

机の列、ロッカーの持ち物、掃除の基準……物理的に乱れている場所では、精神も乱れます。

はんめん

いわゆる「割れ窓理論」ですね。

ちょっとした隙間時間を使って、全員で環境を整え直す「リセットタイム」を設けてください。

教室の景色が変われば、子供の意識も強制的に切り替わります。


運動会練習でクラスを「一致団結」させる逆転術

この時期に大きな行事がある場合は、あえてそれを利用してみましょう。

例えば運動会は、クラスを崩壊させる要因ではなく、逆に立て直す絶好のチャンスです。

「指示通りに動く」ことの価値を体験させましょう。

団体競技などでうまくいかない時こそ、「なぜルールや約束が必要なのか」を語る絶好の場です。

「このクラスが、バラバラのまま終わるか、最高の絆で終わるか。先生は後者であってほしいと思っている」と、あなたの「願い」をストレートに伝えてください。

こうした行動を価値づけることには、とても大きな意味があります。

あなた自身が感じる価値を、飾らない言葉で、ストレートに子供たちに伝えましょう。

はんめん

受け売りの言葉は届かないので、要注意!


どうしても限界な時の「外部SOS」

学級崩壊は、担任一人の責任ではありません。

クラスがどうしても収拾つかない場合は、「具体的な事実(何時に、誰が、何をしたか)」をメモして、学年主任や管理職に相談してください。

これは「恥」ではなく、プロとして最も重要な危機管理です。

早く相談すればするほど、立て直しの可能性は高まります。

はんめん

学級崩壊については、こちらの記事も参考にしてください。


まとめ:未来を変えるのは、今の行動!

今、あなたがこの記事にたどり着いたということは、「このままではいけない」と強く願っている証拠です。

はんめん

その危機感こそが、未来を変える原動力になります。

5月の危機は、1年間のクラス作りを鍛え直すチャンスです。

今日、この瞬間から「指導の基準」を変えてみてください。

6月には、今とは全く違う、もっと居心地のいいクラスが待っていますよ。

みなさんの学級づくりを応援しています!

はんめん

4月に作るべき指導の基本については、ぜひこちらを確認してみてください。

クラスが荒れているときこそ、ちょっとしたレクで息抜きをすることも大切です。

うまく使って、素敵な学級を作りましょう!

「魅力的な教員」になるためには?

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して15年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

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