A先生のクラスの生徒はあいさつがとてもできる、B先生のクラスの生徒は学習面が優秀、C先生の…あああああああああああ!!
3学期あるあるですね。
3学期って超・超焦ります。
要因はいくつもあるとは思うのですが、大きいのはやはり
もう少しで今年度が終わってしまうから!!
な~にを当たり前のことを言ってやがんだとお思いの諸兄、しばしおつきあいください。
アレもできていない、コレもできていない
隣の芝は青く見える
ということわざを知っていますね?同じような程度であっても、他人もものはよりよく見えるもの。クラスだって同じです。
もちろん、教師の力量で生徒の成長には差が生じます。初任の先生とベテランの先生のクラスでは、やはり違いが生まれます。だからこそ我々は、ああ、全然できてない…なんて思うわけですが。
それでも、4月から比べて、よりよく成長した部分は必ずあります。それは担任があなただったからこそ、成長した部分です。それはあいさつかもしれない、学習面かもしれない、心の優しさかもしれない、礼儀正しさかもしれませんが、とにかく生徒たちは成長しているんです。そこに目を向けたい。そういう視点を持っていたい。
できないことなんていっぱいあります。教師自身も、完全ではありません。
他のクラスと比較することは簡単です。それによる焦りを、生徒にぶつけることも簡単です。そしてそれによって、今までの信頼を失うことも。
3学期はクラスが荒れやすくなります。その一因は、教師の焦りにあるのではないか?と思っています。もちろんそれだけではないのでしょうが…。
え、○○先生のクラスでは教えてもらえなかったの?
生徒たちが無事に今年度を過ごし、クラス替えを経て、新しい担任のもとで新生活をスタートさせます。
そのとき、新しい担任の先生にどう思われるだろうか。
そんなことを考えやすいのも、3学期であると思うのです。
続く
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