卒業式があったけれど

ありのままの教員生活
はんめん
はんめん

コロナに揺れる中、卒業式を敢行した際のお話。

これ自体は喜ばしいことなんですよ。泣く泣く断念した自治体も全国にたくさんあるはずです。どの自治体の先生だって、絶対に卒業式をやってあげたかったはずなんです。子どもたちの一生に一度しかない、各段階での卒業式ですから。卒業式のためにここまで過ごしてきたし、準備してきたし、心づもりをさせてきたはず。

だからこそ、全国に無数にいる先生たちの無念を思うと、やり切れません。さまざまな葛藤があったことは想像に難くありません。今回、僕の勤務校では卒業式ができました。

それは良かったんですけども、とても残念なことがありました。

僕は受付係でした。

「おはようございます」「おめでとうございます」と保護者の皆様に声をかけます。

3割くらいの人は、「おはようございます」「ありがとうございます」と返してくれます。

5割くらいの人は、会釈をしてくれます。

…残りの人は無反応です。

もちろん反応を期待しているわけではありませんが、あまりにも残念だなあ…と思いました。

お高くとまっているのか?反応の仕方がわからないのか?あるいはどちらもなのか?

真相はわかりませんが、いいのだろうか、これで?

人の親ともあるものが、コミュニケーション力が皆無の状態で、良いのだろうか?

教員に対してだけの反応で、家では子供ときちんとコミュニケーションが取れているのだろうか?

式の最中も下向くわスマホでゲームしてるわ寝てるわ…

今の日本の状態で卒業式ができるってことがどんなに貴重なものか理解しているのか?

昨今のトイレットペーパー騒動を見ても、落ち着いて行動できる大人が少なくなっているように思います。

もしかすると実態をきちんととらえられてはいないのかもしれないけれども。

せっかく卒業式ができたってのに、残念な気持ちになりました。

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