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【漫画に学ぶ教育技術シリーズ】教育の目的とは?

はんめん
はんめん

第二回!いつまで続くかなあ…

第二回目は、教育の目的について。ちょっと教育技術とは違うかもしれないけれども、結構大事な気がするよ。

目的が定まっていないと、生徒への指導もブレが出ます。そうなると生徒や保護者の信頼も得ることができません。教育の最終目的…、それは「自立」であると考えます。

目次

「北斗の拳」のレイに学ぶ

さて、今回の漫画は原作:武論尊、作画:原哲夫の「北斗の拳」。「お前はもう死んでいる」というセリフでおなじみです。(なお、このセリフは作中で一回も使われていません)

彼がレイ。南斗水鳥拳の使い手で、とっても強い。でも弱点があって、妹のアイリを盾に取られると敵の言いなりになってしまうのであった。シスコンともいえる。って思ってました。途中までは。

アイリが立ち上がる!その時レイは…

物語が進んでいくと、アイリが敵に立ち向かっていくようになっていく。成長するわけだね。

それまでは抵抗することをあきらめ、流されて生きることしかできなかったアイリ。彼女が成長するシーンは、レイならずともじんとします。そしてレイは。

こうなるわけです。

え?あれだけシスコンだったのに…どうしてこうなるの?と思っていました。子どものころは。でも今、教育者としての立場から考えると、これはとてもすごいことが起きているのです。

アイリは自立したのであった

教育の目的は、子どもの自立であると僕は考えます。子どもが自分自身の生き方を自分で決め、選び取っていくことが自立であり、この状態にまでもっていくために教育があると思います。教育者の役割は、子どもを自立させることです。

北斗の拳でのレイは、まさにこの教育者の立場であったと言えましょう。守ってやる対象であったアイリが、自分の意志で生き始めた。だからこそ「アイリは俺から離れた」のだし、「自分の意志で生き!自分の意志で死んでいくだろう!」というセリフになるのだと思います。教師の立ち位置も、このくらいがベストなんじゃないだろうか。

まとめ

学校生活の中で、子どもへの指導がブレることが結構あります。隣のクラスに負けている!って感じることもよくあります。そういうとき、昨日は〇〇といったのに今日は▽▽と言うのはよくありません。目的が「自立」であることを思い出し、どうしたら子どもたちが独り立ちできるか、という基準で接していきましょう。そうすれば、たいていのことは許せるはずですし、こちらにももっと余裕が生まれます。レイのように。

「魅力的な教員」になるためには?

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して11年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

コメント

コメント一覧 (2件)

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