僕の目指す 「魅力的な教員」

【失敗からの逆転】黄金の3日間を逃した1年目の先生へ。4日目からクラスを立て直す3ステップ

4月の1週間が終わり、すでに後悔していませんか?

『もっと厳しくすればよかった』『ルールを徹底できなかった』

SNSには成功報告ばかりで、自分だけが失敗したように感じて夜も眠れない……。

うさ美

うっ…過去の記憶がよみがえる…!

はんめん

あえて断言しますが、問題ありません。

黄金の3日間を逃しても、1年間が終わるわけではありません。

むしろ、今この瞬間に『やり直し』を宣言できるかが、GW明けの学級崩壊を防ぐ唯一の分かれ道です。

目次

なぜ「黄金の3日間」の失敗は、今すぐ修正可能なのか?

「最初の3日間で全てが決まる」という言葉を真に受けて、すでに絶望していませんか?

「初日に厳しくできなかった」「指示が通らずガヤガヤしてしまった」。

もしあなたが今、そう後悔しているなら、実は「逆転のチャンス」を掴みかけています。

なぜなら、自分の指導を客観的に「失敗だった」と振り返る力があるからです。

勘違いしないでほしいのは、黄金の3日間を逃しても1年間が終わるわけではない、ということ。

子供たちもまだ「先生はどんな人かな?」と探っている最中です。

大切なのは、「あ、この先生、先週までとちょっと違うぞ」と、4日目(あるいは2週目)に子供たちに思わせること。

今日、ここで「指導のOS」を入れ替えましょう。

【ステップ1】勇気を持って「ルールの再宣言」をする

失敗の原因の多くは、ルールが「曖昧」だったことにあります。

子供たちは「どこまでなら許されるか」を試しているだけです。

週明けの朝一番、子供たちの前で「再宣言」をしましょう。

  • 具体的なアクション(台本):「みんな、おはよう。先週1週間過ごしてみて、先生、一つ反省したことがあります。このクラスをもっと楽しくするために、『話の聞き方』のルールだけ、今日から新しくし直します。
  • ポイント: あれもこれもと欲張らず、一番乱れている「1つ」に絞ります。「チャイムが鳴ったら座る」でも「挙手をしてから発言する」でも構いません。
  • 微細技術: 宣言したら、その場で「練習」をします。「じゃあ、1回やってみるよ。チャイムが鳴った……はい、座って!」と、できたことをその場で褒めて上書きします。

ついついアレもコレも…と欲張ってしまいがちですが、そこはグッとこらえましょう。

たくさんのことを言われると、子どもたちはそれだけで混乱します。

混乱すると、不信感が募ります。

ですから「1つだけ」なのです。

はんめん

絶対に守ってね!

【ステップ2】個別アプローチで「味方」を増やす

全体がガヤガヤしている時、教卓から「静かにしなさい!」と叫んでも逆効果です。

戦術を「個別の切り崩し」に変えてください。

  • 具体的なアクション:
    • キーマンを落とす: クラスで影響力のある子(元気な子)のところへ休み時間に行き、「〇〇さん、さっきの授業のノート、字が丁寧でびっくりしたよ」と1対1で伝えます。
    • 「正の注目」の逆転: 騒いでいる子を叱るのではなく、ルールを守っている大人しい子を「全員の前で」褒めます。「〇〇さん、先生が何も言わなくても準備ができているね。素晴らしい」
  • ベネフィット: 「悪いことをして注目される」よりも「良いことをして褒められる」方が得だ、という空気感に教室を染め直します。
はんめん

「きちんとできている子を褒める、認める」というスタンスは、教員15年目の今でも多用します。

あなたのクラスにも、目立たずに、でもあなたの指示をきちんと聞いている子がいるはずです。

その子に注目し、認めること。

たったそれだけで、学級の雰囲気は驚くほど変わります。

ついつい「できていない子」に目が向きがちですが、そこは踏ん張りどころ!

【ステップ3】事務作業を捨てて「机の間」を歩く

失敗している時ほど、教師は不安から「教卓の後ろ」に隠れたり、ノートの採点という「作業」に逃げたりしがちです。

これが子供たちに「隙」を与えます。

  • 具体的なアクション:
    • 教卓を捨てる: 授業中、一言説明したらすぐに机の間(机間巡視)を歩き回ります。
    • 「物理的な距離」で制する: 騒ぎそうな子の横に、何も言わずにスッと立つだけ。言葉で叱るより、あなたの「物理的な存在感」の方が、子供たちへのメッセージになります。
  • ポイント: 放課後の事務作業は定時後に回しましょう。授業中や休み時間は、あなたの「目」と「体」を100%子供に使い、「先生は常に自分たちを見ている」という安心感のあるプレッシャーを再構築します。

申し訳ないのですが、定時退勤のことは一時、忘れてください。

今、クラスを中途半端に扱って、その後崩壊していくと、一年を通して「残業」の嵐が確定します。

それよりも、この時期に子どもたちに対して労力を注ぐことで、のちの安定した学級をつくりましょう。

ここが分岐点です!

まとめ:教育に「手遅れ」はない

「黄金の3日間」はあくまで一つの指標に過ぎません。

現場は毎日が修正の連続です。

今日失敗したなら、明日やり直せばいい。

その繰り返しで、あなたは「本物の先生」になっていきます。

まずは明日の朝、黒板に「おはよう!今日はみんなで『一等賞の座り方』に挑戦してみよう」と一行だけ書いてみませんか?

その小さな再スタートが、1年後の大きな成長に繋がります。

はんめん

応援しています!

そもそも黄金の3日間で何をすべきだったのか、基本を確認したい方はこちら

「魅力的な教員」になるためには?

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して15年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

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