僕の目指す 「魅力的な教員」

【指導の調整】子どもへの指導について、保護者からクレームが入ったら

うさ美

保護者から文句を言われました…もうイヤになりました…

はんめん

今回はこんなお話しです。

この記事を読んでほしい人

・子どもへの指導について迷っている人

・保護者から指導について文句を言われている人

一生懸命に子どもたちに指導をしていても、保護者からクレームが入ることがあります。

これはもう仕方のないことです。

我々は信念をもって指導をしていますが、保護者の方のそれと合わないことは往々にしてあるからです。

また、そもそも指導が子ども自身の考えと合わないこともあります。

ではこのようなクレームが入った場合、どう対応するといいのでしょうか。

先に結論を述べておきます。

結論

・指導が合わないことは、よくある

・指導=”薬の処方”

・指導を子どもに合わせて調整しよう

子どもや保護者への対応に迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

クレームが入ると落ち込みますよね

僕自身、あまりメンタルが強い方ではありません。

だからクレームが入ると、ショックを受けてしまいます。

1か月ほどは、そのことを繰り返し思い出して、イヤな気分になってしまいます。

はんめん

「こんなに一生懸命やっているのに、どうして…」

という気持ちになってしまうことが多いのです。

ところがあるとき、ふと思ったのです。

「その子(保護者)にとって指導が合わないのであれば、それを柔軟に変えてしまえばいいのでは…?」

これは自分の中で、大きな転換点でした。

指導=”薬の処方”

例えば、風邪をひいてしまったら、お医者さんのところへ行きますよね。

診断を通して薬を処方してもらうわけですが、それでよくなることもあれば、そうでないこともあります。

薬を服用してもよくならなかったら、またお医者さんへ行きますよね。

そして「この薬を飲みましたが、よくならなかったんです」と伝えます。

すると、薬を変えてもらったり、もう少し続けてみましょうとなったりします。

うさ美

…つまり?

はんめん

教育の場でも同じことが言えるのでは?と思うわけですよ。

状況によって、薬(指導)を変えていくのが教員である、という考えです。

具体的なケース想定

では実際には、どのような動きになるのでしょうか。

「宿題を忘れた児童に対して叱責をしたが、その件に関してクレームが入った」と想定してみましょう。

宿題を忘れたからって叱られて、落ち込んでいます。

こちらとしては「そんな当然のことで…」と思ってしまうところですが、先ほどのことを思い出しましょう。

はんめん

そうなのですね。今回の指導は意図があったわけですが、それが○○さんには合わないということですね。では、どのような対応にするとよさそうですか?

そうですねえ、例えば…

というようになり、より建設的な話し合いになりそうです。

クレームが入ったときに「そんなの当然だろ!」という気持ちになるのも理解できます。

実際、僕も何度もそういった対応になってしまったことがあります。

しかし、その後に建設的な話し合いになることは少なかったように思います。

結果として、言いたいことをそのまま伝えることは、あまりいい対応とは言えませんでした。

だからこそ、指導=”薬の処方”のことを意識して、その子に合うような指導に変えてみてはどうでしょうか。

結論:その子に合わせた指導に調整していく

はんめん

今回の結論です!

結論

・指導が合わないことは、よくある

・指導=”薬の処方”

・指導を子どもに合わせて調整しよう

クレームが入ると、ついつい落ち込んでしまいます。

一生懸命に対応している方ほど、正論を伝えたくもなるでしょう。

しかし指導=”薬の処方”のことを思い出してみて下さい。

子どもに合わせて指導を調整していくことは、教員としての力を高めることにもつながりますよ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、良い教員ライフを!

「魅力的な教員」になるためには?

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して15年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

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