僕の目指す 「魅力的な教員」

【4月】教室掲示の初日必須リスト5選!新学期の準備を時短する戦略的環境構成

3月末の誰もいない教室。

新しい机の匂いと、ガランとした壁。

「何から手を付ければいいんだろう……」と立ち尽くしていませんか?

はんめん

初任者の頃の僕は、可愛らしい壁面飾りに時間をかけすぎて、肝心の「子供が動くための掲示」を後回しにして大失敗しました。

うさ美

ああ、そういえば私もそうでした…

初日の掲示物は「飾り」ではなく、あなたの代わりに指示を出してくれる「副担任(相棒)」です。

今回は、初日の「黄金の3日間」をスムーズに回し、あなたの負担を半分にする「戦略的掲示物5選」を紹介します。


目次

【朝のルーティン】子どもを迷わせない「最初の指示」

新しい教室に入った瞬間、子どもは「何をすればいいの?」と不安になります。

その不安は、そのままにしておくと「私語」や「うろつき」になり、雑然とした雰囲気が生まれます。

その前に、視覚的な指示を置いておきましょう。

  • 掲示内容
    • 1. ランドセルをロッカーへ
    • 2. 連絡帳・宿題をカゴへ
    • 3. 自分の席で静かに読書(または自由帳)
  • 戦略的ポイント
    • 黒板の端や入り口付近に、大きめの文字で貼ります。これがあるだけで、登校した子から順に「勝手に」動き出します。あなたは教卓で一人ひとりと笑顔で挨拶を交わす余裕が持てるはずです。
はんめん

この指示を見て動けていた子を褒めましょう!

褒める場所を「作る」こと、この意識はとても大切です。

【座席表】自分の「居場所」を1秒で見つけさせる

子どもにとって、自分の席がどこかは死活問題です。

  • 掲示内容
    • クラス全員の名前が入った大きな座席表(教室前方と後方の2箇所)。
  • 戦略的ポイント
    • 名前の間違いは致命的なので、名簿と3回照らし合わせましょう。
    • 「教卓から見た座席表」も手元に用意しておくと、初日の名前呼びがスムーズになります。

我々も、出張などでいつもとは違った場所に行くとき、どこに座ったらいいかわからないことがありますよね?

そんなときに名前が示してあれば、少なからずほっとするものです。

うさ美

子どもたちも一緒ですね。

名簿を示すことは「ここはあなたの場所ですよ」と言っているのと同じです。

だからこそ、名前の間違いは絶対に避けなくてはなりません

はんめん

要注意です!

【SOSリスト】「先生、〇〇していいですか?」を防ぐ

初日は質問の嵐です。

「鉛筆削っていいですか?」「トイレ行っていいですか?」。

これら全てに答えていたら、あなたの仕事は進みません。

  • 掲示内容
    • 鉛筆を削るのは休み時間
    • 貸出用の予備鉛筆・消しゴムの場所
    • 保健室へ行く時のルール     など
  • 戦略的ポイント
    • 「困った時はここを見てね」と最初に宣言することで、子供の自立心を育てつつ、あなたの「マルチタスク地獄」を防ぎます。
はんめん

全ての質問への答えを用意することは不可能ですが、ある程度は予想しておきたいものです。

当日の子どもたちの動きを想像し、その中で出てくるであろう疑問点を書き出してみましょう。

その疑問点についての対応を考え、あらかじめ黒板に指示しておくと、当日の自分の動きがスムースになりますよ。

【担任の所信表明】「この先生、厳しそう?優しそう?」への回答

「黄金の3日間」で話すあなたの想いを、視覚化して貼っておきます。

  • 掲示内容: 「失敗は成長のタネ」「自分も友達も大切に」など、短いキャッチフレーズ。
  • 戦略的ポイント
    • 立派な既製品のポスターより、先生の手書きの方が子供の心に刺さります。
    • あえて「1年間でこの言葉をみんなで形にしていこう」という余白を感じさせる掲示がベストです。
はんめん

気合が入ると、ついつい長い言葉を書いてしまいがちです。

けれども、子どもたちにそれを受け取るだけの余裕がなければ、長い言葉はむしろ負担です。

短く、要点を絞って掲示しましょう!

【時間割と掃除・給食当番】「次は何?」の不安を取り除く

初日から給食が始まる場合や、特別教室への移動がある場合に必須です。

  • 掲示内容: 初日〜最初の1週間の確定した予定表。
  • 戦略的ポイント
    • 1年間の正式なものは後で構いません。まずは「今日と明日、自分たちが何をすればいいか」が分かる情報を大きく掲示してください。
    • 見通しが持てると、子供の落ち着きが劇的に変わります。

特性がある子はもちろんですが、子どもたちに見通しを持たせることはとても大切です。

今日は何をして、明日は何をして…といった見通しがあることにより、不安感を大幅に軽減できます。

はんめん

大まかな情報で構いませんので、明日・明後日の予定を掲示するようにしましょう。


まとめ:掲示は「引き算」が美しい

「あれもこれも貼らなきゃ」と焦る必要はありません。

初日の教室は、少し寂しいくらいでちょうどいいのです。

なぜなら、空いているスペースはこれから1年間、子どもたちの作品や学びの足跡で埋めていく「成長の余白」だからです。

まずはこの5つだけ。

今日、サクッと整えてしまいましょう。

それだけで、あなたの「黄金の3日間」は成功へと大きく近づきます。

はんめん

黄金の3日間の戦略については、こちらで解説しています。掲示の用意と合わせてどうぞ!

「魅力的な教員」になるためには?

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して15年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

コメント

コメントする

目次