分散登校が始まります!夏休みも削られ、土曜日も授業があり…めっちゃくちゃに忙しくなりそうな予感です。
今年は本当にしんどいでしょうね。うまく力を抜いていかないと、倒れる教員は続出するでしょう。すべてを100%でやろうとはしないことです。
心配なのは、あんまり子どもとかかわれなくなるので、学級経営がうまくいくのかどうか、ってことなんです。
確かに、触れ合う時間も密度も少なくなるわけですから、いつも通りのやり方では、いつも通りにはいかないでしょうね。そんな今だからこそ、学級通信を活用するのはどうでしょうか?今回は、今こそ学級通信を活用すべき理由を紹介していきます。
1 子どもたちとのつながりを作ることができる
学級通信は、子どもたちと教員をつなぐメディアです。様々な情報を載せ、発信することができます。こちらの思いを子どもたちに伝える手段としても使うことができるので、触れ合う時間や機会が減っているとしても、子どもたちとのつながりをつくることができます。
2 不安な保護者に情報を提供することができる
保護者は、不安を感じやすい存在です。なぜなら、学校や学級についての情報を得る手段がほぼ無いからです。ですから、不安定になったり攻撃的になったりします。
ただでさえ不安を感じやすい保護者ですが、コロナによってますますその性質が強まっていることでしょう。教員としては、できる限り情報を開示することで、保護者の不安をやわらげることができます。学級通信は教員と保護者をつなぐメディアでもあるので、どんどん情報を発信することができます。
3 学級経営のための手立てを増やすことができる
通常、目指す学級に近づけるために教員が取れる手立ては、
「教員が子どもたちに働きかける」
というものです。教員の思いを伝えたり、子どもたちの話を聞いたりと様々な手段があります。
学級通信を使うとこの手立てを増やすことができます。
「教員が子どもたちに働きかける」
ことに加えて、
「(学級通信を通じて)保護者が子どもに働きかける」
「学級通信が子どもたちに働きかける」
という2つの手立てを増やすことができます。これは、今年のように子どもたちに直接働きかけることを制限されている中で、とても大きな力を持つことになるでしょう。
今年はただでさえ多い通常業務に加え、コロナの対策のための業務が追加されます。ただでさえ激務であるのに、今年は超・激務です。そんな中で学級通信なんて…と思う方はたくさんいらっしゃると思いますが、十二分にリターンがあると思います。今年だからこそ、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?今年は本当に大変な1年になるでしょう。コロナ対策から夏休みの熱中症対策、受験対応、第二波への警戒・対応などなど…全国の先生方、お疲れ様です。少ない時間の中で学級を目標に近づけていくために、学級通信を活用することは有効な方法だと思いますよ!
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