
まど・みちおさんの詩を用いた、道徳の授業展開案です。
概要
①大人と子どもの違いについて尋ねる
②みんなは何のために学校に通っているのか尋ねる
③詩の前半を読んで考えさせる
④詩の後半を読んで考えさせる
⑤身近な大人たちは、何を作っているのか考えさせる
①大人と子どもの違いについて尋ねる



「突然ですが、大人と子どもの違いって何だと思いますか?」
・身長、体重 ・お金を持っているかどうか
・仕事があるかどうか ・学校に通っているかどうか
②みんなは何のために学校に通っているのか尋ねる



「みんなは、何のために学校に通っているのでしょうか」
・勉強するため ・将来困らないように ・高校に行けるように
・親にいわれるから ・学校に通うのが普通だから



なかなか難しいですよね。それでは、今日の授業で一緒に考えていきましょう。
③詩の前半を読んで考えさせる
まど・みちお
朝がくると とび起きて
ぼくが作ったのでもない
水道で 顔をあらうと
ぼくが作ったのでもない
洋服を きて
ぼくが作ったのでもない
ごはんを むしゃむしゃたべる
それから ぼくが作ったのでもない
本やノートを
ぼくが作ったのでもない
ランドセルに つめて
せなかに しょって
さて ぼくが作ったのでもない
靴を はくと
たったか たったか でかけていく
ぼくが作ったのでもない
道路を
ぼくが作ったのでもない
学校へと
ああ なんのために



さて、「ぼく」は一体なんのために、学校へと通うのでしょうね?
子どもの状態によっては、かなり難しい問いにもなります。
あまり出てこなくても、次へと進んでよいように思います。
・行かなきゃいけないから ・いつも行くことになっているから
④詩の後半を読んで考えさせる



この詩には続きがあります。今から読みますね。
ぼくだって ぼくだって
なにかを 作ることが
できるように なるために



さて、「ぼく」は一体なんのために、学校へと通うのでしょうね?
・大人になったときに、何かを作ることができるようになるために



何かを作るって、どういうこと?
・使うだけじゃなくなること ・だれかの役に立つこと
・お金を得られること ・働くということ
⑤身近な大人たちは、何を作っているのか考えさせる
時間によっては④まででも十分だと思います。
子どもたちの様子を見ながら、考えをさらに深めるために⑤についても取り組んでみてはどうでしょう。



みなさんの周りの大人たちは、何を作っているのでしょうね?
場合によっては親の仕事について尋ねるのがNGとなることもあります。
発表させる場合は注意したいところですね。
「先生は何を作っているのでしょうか」なんて尋ねてみても、面白いと思います。
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