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懇談会攻略ガイド・準備編 ~保護者を満足させ、学級経営を円滑にするための準備~

うさ美
うさ美

やっと懇談会が終わりました…毎回のことながら、とてもしんどいですね…

はんめん
はんめん

おや、いったいどんなところがしんどいのですか?

うさ美
うさ美

一番は、成績に関する質問ですね。「どうしてBなんですか?」と聞かれても、うまく答えられないのです。

はんめん
はんめん

ふむふむ…それから?

うさ美
うさ美

あとは「誰と仲が良いですか?」と聞かれるのも苦手です。全員の交友関係を把握できているわけではないですから…。

はんめん
はんめん

なるほど…それでしたらいい方法がありますよ。今回は保護者の満足度も高くなる、とっておきの懇談会攻略方法をお伝えします!まずは懇談会までの準備についてです。

目次

前提:学校のことは保護者からは見えづらい

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Photo by Pixabay on Pexels.com

まず大前提として、保護者からは学校の中の様子が非常に見えづらい点に注意しなくてはなりません。教員側が「こんなことぐらい」と思っていることも、保護者からは見えていないがゆえに、大事になる場合もあります。まず教員は、「保護者からは学校の中の様子が非常に見えづらい」という前提にたって、準備をしていかなくてはなりません。

いったいなぜ、保護者からは学校の中の様子が見えづらいのか?また、それを軽減させるにはどうしたらいいのか?ということについては、こちらの記事で紹介しています。

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教員が「保護者は学校の様子がよくわからない」ということを理解していれば、その不安を解消できる懇談会にすればいいのです。そんなことをちょっと意識するだけで、 保護者からの信頼を得やすくなります。

さて、では具体的に、どんな準備をしていけばいいのでしょうか。僕が実際に行っている準備は、次の2つです。

準備1:写真を撮りためておく

まず行うべきは、子どもたちの学校での様子を写した写真を撮りためておくことです。

これはもちろん、保護者からは学校の中の様子が非常に見えづらいことを意識しているためです。授業はもちろん、休み時間や給食、清掃など、子どもたちの普段の様子を保護者に見せることは、非常に良い効果が期待できます。

保護者にとっては、学校の中の様子を知るほとんど唯一の手段は「わが子に聞く」ことです。しかしそれも情報があいまいであったり、小学校高学年になってくるとそもそも話さなくなってきたりと、学校の様子は今ひとつよくわかりません。そこで写真を見せるのです。「百聞は一見に如かず」という言葉もあるように、教員が保護者に「○○さんがこんなことをして…」と百の言葉を聞かせるよりも、「こんな様子です!」と1枚の写真を見せる方が、学校での様子はよっぽどよく伝わります。

また、僕の場合は「何を話そうかな…」とあらかじめメモをしておく手間がなくなりました。写真を見せながら「これはこういう写真で、○○さんはこう言っていたんですよ」などと説明できるので、いちいち話すことをメモしなくてもよくなったのです。

ただし、そのための準備は必要です。懇談会を見越して、普段の様子を写真に収めておく必要があります。僕の場合は、一人の子につき5~6枚は最低でも写真があるように準備をしておきます。そのため、写真の枚数は最低でも100枚ほどは必要です。これを懇談会の直前に準備しようとするととても大変ですので、3か月ほど前からことあるごとに写真を撮るようにしておきます。

例えば休み時間に一緒に遊んだ時。あるいは普段の清掃の様子。友達と一緒にいる時。良い行動をしているとき。そんな様子を写真に撮って保護者に見せれば、学校の中の様子も少しはわかってもらえるでしょう。

写真を子ども別に分けておくのは大変な手間ですので、僕は写真に写っている子の氏名をファイル名に書き込むようにしています。つまり、ファイル名を「Aさん、Bさん.jpg」のようにしておきます。こうすることで名前で検索をかけることが可能になります。Aさんの保護者と面談するときには、「Aさん」と検索し、出てきた写真を順に見せることで懇談会を進めていくことができるのです。

準備2:テストの点数をまとめておく

学校での様子を写真で伝えることで、保護者が見えなかった子どもの姿を目の当たりにすることができます。きっと保護者は安心し、教員はその信頼を得ることができるでしょう。しかし、懇談会は学校での様子を伝えるだけではありません。保護者にとってのもう一つの大きな関心事は、「成績」です。

特に多いのは「先生、ウチの子、授業についていくことができていますか?」という質問です。小学校では特に、テストの点数を子どもが見せないことも往々にしてあります。学習の状況を気にするのは、当然といえるでしょう。したがって、この質問にきちんと答えることもまた、懇談会でとても大切なことです。

僕の場合は、国語・社会・算数・理科の各テストの平均点を、クラスの平均点とともに提示することが多いです。そのうえで、どの教科を伸ばしていくといいか、苦手な問題はどういった傾向があるのか、ということを話していきます。懇談会が行われるのは夏休み・冬休みの直前であることが多いので、休み中に見ておいてほしいことや取り組んだ方がいい課題などについても伝えるようにしています。

余裕のあるときは、成績のデータをExcelを使ってグラフ化します。視覚的にわかりやすくなるので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

はんめん
はんめん

戦の勝敗はそれまでにどんな準備をしてきたかによって決まる

まとめ

・保護者は学校での子どもの姿を知りたがっている

・学校での様子は写真で!

・成績はデータで!

いかがでしたか?こういった準備をしておくことで、懇談会に臨む際の不安を軽減することができます。また、保護者に対しても誠実に対応することができ、それは結果として信頼を得ることになるでしょう。保護者からの信頼を得るということは、学級経営の難易度が下がることを意味します。しっかりと準備をして、保護者の信頼を勝ち取りたいものですね。

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この記事を書いた人

子どもたちの成長を間近で見ることができる、教員の仕事ってとっても魅力的!でも労働環境が良くないのもまた事実。解決方法を模索しながら奔走する毎日を過ごしています。公立小中学校で勤務して11年目です。
教育大学卒。専門は社会科(政治学)。ネコ派。二児の父。

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