保護者対応完全マニュアル ~モンスターペアレントの発生を抑制せよ~

保護者対応
はんめん
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いますよねえ!モンペ。

やべー保護者っていますもんね…。何かとすぐに電話してきます。粘着質だし、しつこいし…困ったもんです。

はんめん
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かつての話ですが、僕もモンペに出会ったことがあります。

どんな親?

はんめん
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一度電話がかかってくると、一時間は平気で話します。話しているうちに勝手にヒートアップしてきて、「でめえふざけてんじゃねえぞ!そんなんで教師って言えるんか!誰の金で飯食ってると思ってんのじゃ!自己満足のオ〇ニー野郎が!」って言われたことがあります。

何というかもう…暴言ですね。警察に行きます?

はんめん
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あっ、その人は僕が「この電話、録音していますよ?」とお伝えしたら、ウソのように丁寧になりました。ですから大丈夫です。

そんな切り返し方があるとは…

はんめん
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ちなみにこれは「盗聴」ではありません。盗聴は、第三者が会話を傍受することですからね。これは「秘密録音」にあたり、グレーですが違法ではありません。おまわりさんに怒られるかもしれませんがね。

モンスターペアレントは作られた存在である

モンスターペアレントと呼ばれる人々。自分勝手な理屈を振りかざし、管理職や教育委員会にまで電話をかけ、学校に乗り込んでくる…そんな人を想像するかもしれません。

確かに、やべー奴らはいます。でも、いわゆるモンペと呼ばれる人の9割は「作られた」モンペです。純粋なモンペもいますけどね。そちらはあきらめましょう。教師にどうこうできる問題ではありませんので、暴言や脅迫の証拠を残し、警察に行きましょう。

作られたモンペとは、教師の対応のまずさ、多くは初動のまずさによって作られたモンスターペアレントのことです。

保護者への連絡忘れ、教師間の連携不足、言葉遣い…理由は様々ですが、こういったちょっとしたミスによって、9割のモンスターペアレントはこの世に誕生してくる…ように思います。完全に体感ですが。

では、モンスターペアレントを生み出さないために、保護者対応をどのようにしていけばいいのでしょうか?今回はそのあたりに触れてみたいと思います。

迷ったら電話せよ!

教職についていると、保護者に電話連絡をするかどうか?と迷うこともたくさんあります。

「これくらいのこと」というようなささいなことでも、まめに電話してみましょう。学校の中のことというのは、我々が思っている以上に見えにくいものです。

わが子が元気がない、けがをして帰ってきた、子どもに聞いても要領を得ない…こうなると募ってくるのは、担任への不信感です。

いちど不信感を持たれたら最後、生半可なことでは払しょくすることができません。この不信感が大きく大きくなっていった先に…モンスターペアレントの発生があるのではないか、と思っています。

つまりは、不信感を持たれないような保護者対応をすればよいのです。具体的には、ちょっとしたことでも電話をすること。

少しの手間が、保護者の不信感を軽減し、そののちの自分への信用になっていく。保護者同士のつながりの中で、「○○先生は、うちの子のことを気にかけてくれる」というスタンスで話してもらえることは、計り知れないメリットです。保護者の信用を得るためにも、まめに電話をするとよいでしょう。

例えば、僕は

①首から上のけが

②ものを壊した、壊された

③人を傷つけた、傷つけられた

この3点については、絶対に保護者に連絡をする、という基準をつくっています。逆に言えば、これら3点を放置すると問題になりやすいです。モンペが発生します。まあでも当然ですよね。皆さんが保護者の立場だったとして、自分の子供が顔にけがして帰ってきて、担任から何も説明がなかったら、どう思います?きっと「気づいていないのか?」「きちんと見てくれていないんじゃ…」「うちの子が軽んじられている!」といった感想を持つでしょう。それが親ってもんです。

「わざわざ」と言わせろ!

上のことと関係があるのですが、保護者対応をしていると「わざわざ」という言葉を言ってもらえることがあります。何気ない一言なのですが、これってけっこう大きな意味を持つ…と思っています。

保護者の「わざわざ」のウラには、「(先生も忙しいのに)わが子のために時間を使ってくれて」という感謝の気持ちが隠れています。つまり、保護者に「わざわざ」と言わせることは、「この先生はきちんと対応してくれる」という信用を勝ち取ることにほかなりません。

では、どうしたら「わざわざ」という言葉をかけてもらえるのか?ポイントは、「ひと手間かけること」です。

電話しなくてもいいけど「わざわざ」する、家庭訪問するほどのことでもないかもしれないけど「わざわざ」足を運ぶ。これらのちょっとした手間こそが、保護者に「わざわざ」という気持ちを芽生えさせ、信用を醸成していく…と思います。

とっても怖~い落とし穴

…と、ここまで読んでくださった諸兄の中には、「よし!じゃあさっそく毎日電話するぞ!」という気持ちになった人もいるやもしれませんので、くぎを刺しておきます。

ここには怖い落とし穴があるのです。一歩間違えると、とたんに保護者はモンスターとなり、我々教員はモンスターハンターにならなくてはいけなくなってしまいます。オトモアイルーなんかいませんよ。

その落とし穴とは、「いちいち」と思わせてしまうこと!これに尽きます。

とっても微妙な差ですが、「わざわざ」と「いちいち」、まさに天国と地獄です。

ちがいを生むのは、「保護者の時間を奪っていると意識しているかどうか」だと思います。この意識さえあれば、

例えば電話口で「お忙しいところすみません」「今、お時間よろしいですか?」「3分ほどお時間をいただきますけれど」といった、相手のことを思った言葉が出るはず!保護者対応に失敗している教員は、この意識が足りていない人が多かったように思います。

我々が時間に追われているように、子育て中の親もまた、時間に追われております。そんな中で対応しなければならないのが、教師からの電話や家庭訪問。当然ながら、そのほかの時間を削って対応してくださるわけです。ともに教育にあたる同志として、ねぎらいの言葉をかけるまではいかなくとも、敬意を払った付き合いをしたいものですよね。

まとめ

まとめ

・教師の対応によってモンペは作られる

・ひと手間かけるとうまくなる

・ちょっとまて 相手の時間は 大丈夫?

いかがでしたか?少しのコツをマスターして、保護者対応が得意な教師になりましょう!

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